HYPERTENSION
高血圧症
脳心血管病の発症を予防するためには、食事療法、運動療法、薬物療法などによる適切な血圧管理が重要です。
分類 | 収縮期血圧 | 拡張期血圧 |
至適血圧 | <120 | <80 |
正常血圧 | 120-129 | 80-84 |
正常高値血圧 | 130-139 | 85-89 |
I度高血圧 | 140-159 | 90-99 |
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II度高血圧 | 160-179 | 100-109 |
III度高血圧 | ≥180 | ≥110 |
二次性高血圧症
これは、ホルモン分泌異常、腎臓疾患、薬剤の副作用などが原因で起こると考えられます。
二次性高血圧は、通常の降圧治療では効果がないこともありますが、原因を取り除けば血圧は下がります。
二次性高血圧の一つである原発性アルドステロン症は、アルドステロンというホルモンの過剰分泌が原因で起こります。アルドステロンとは副腎から分泌されるホルモンで、体内の塩分を増やす作用があります。これが過剰に分泌されると、塩分を摂り過ぎていなくても、血圧が上昇するのです。