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糖尿病と糖尿病の種類について
近年、糖尿病と診断される人が増加傾向にあります。
糖尿病という病気を聞いたことがある方は多いと思います。
しかし、「糖尿病はどんな病気?」と聞かれると正しく答えることができない方が大半ではないでしょうか。
そこで、糖尿病について解説したいと思います。
血液の中にある糖分は身体の細胞内に取り込まれます。その時に大きな役割を果たすのがインスリンといわれるホルモンです。
インスリンの分泌が少なかったり、インスリンの働きが悪いと細胞の中に糖分を取り込むことができずに血液の中に糖分が残ってしまい、高血糖を引き起こします。
糖尿病は、血糖値が高い状態が続く病気で、放置すると様々な合併症を引き起こす可能性があります。
しかし、早期発見・早期治療によって、健康な人と変わらない生活を送ることも可能です。
糖尿病は、大きく分けて1型、2型、妊娠糖尿病、その他の糖尿病の4種類に分類されます。
○1型糖尿病
自己免疫疾患などが原因で、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなる病気です。
主に若い人に多く、発症するとインスリン注射が必要となり、食事療法や運動療法だけでの改善が難しくなります。
○2型糖尿病
インスリンの分泌不足やインスリンが十分に分泌されていても体がうまく反応しない「インスリン抵抗性」が原因で起こります。
運動療法や食事療法が有効ですが、薬物治療が必要となることがあります。
○妊娠糖尿病
妊娠中に胎盤から分泌されるホルモンがインスリンの働きを妨げるため、血糖値が上がることが原因です。
一時的なものが多いですが、母体や胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。
産後に血糖値が正常化することが多いですが、将来的に2型糖尿病に移行する可能性があります。
○その他の糖尿病
遺伝子の異常や薬剤の影響など、特定の原因によって発症する糖尿病です。
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